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心配性な元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

ドライアイがメンタルに欠かせないあの栄養素で改善するかも!っていうメタ分析の話

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こんにちは、最近また目が悪くなってる気がします、、、なすびです。

 

今回は『ドライアイが魚などに含まれるオメガ3で改善するかも』って話が個人的に朗報だったのでまとめです。

 

ドライアイについては皆様ご存知の通り『目の正面を覆う涙の量や質のバランスが崩れてる状態』のことなんですが、具体的な症状としては、

 

  • とにかく目が乾く(シバシバする)
  • 目に異物が入ってるような感じがする(ゴロゴロする)
  • 目がやたら疲れる
  • 何かと霞んで見える

 

なんていったあたりがあります。

 

ドライアイになる原因として考えられてるのは、

 

  • 加齢
  • コンタクトの使用
  • パソコンといった画面の飲み過ぎ(ブルーライト)
  • エアコンの使いすぎによる乾燥とか(特に暖房とか)

 

あたりで、レーシック手術を受けた後なども一時的にドライアイになったりしますが、基本的には上記のように誰もが避けて通れないようなことが要因として考えられてるんですね。

 

ちなみに自分の場合は全部当てはまってる感じがするんですが、特に暖房が効いてる部屋とか花粉が組み合わさることによってなかなかの地獄を体験しております、、、。

 

ドライアイには主に2種類

ドライアイになる原因をもうちょっと深掘りすると、以下の二つがあります。

 

  • 房水不足型:涙の量がやたらと少なくなる(涙腺分泌量の減少)
  • 蒸発型:涙がすぐに蒸発しないようにするための油のまくが少なくなる(脂質を分泌するマイボーム腺の異常)

 

※他にもシェーグレン症候群のような病気が引き起こしてるものもあります

 

先に述べた原因以外にも栄養不足や体内の炎症などによって涙の量が少なくなったり、涙の蒸発がやたらとはやくなることでドライアイが引き起こるとも考えられてます。

 

またドライアイの目の潤い機能が低下してる状態というのは目を守るバリアが弱くなってる状態でもありるため、ブルーライトや乾燥によるダメージも大きくなる可能性がなきにしもあらず。

 

 

ブルーライト  →       ドライアイ →     ブルーライトのダメージ大 →    ドライアイ

 

 

のような悪循環になりかねないため、スマホとにらめっこしてるドライアイ勢の自分にとしてはなんとかして断ち切りたいところであります。

 

オメガ3でドライアイが改善するのか? 

前置きが長くなりましたが、そんなドライアイの改善には「魚など含まれるオメガ3がいいんじゃないか?」って話があったりします。

 

オメガ3といえば体内の炎症反応を調節してくれる働きで有名なのですが、これによって眼表面の炎症を調節するだけでなく、眼球腺に直接作用して脂質合成をサポートしてくれる可能性があるわけなんですよ。

 

要するにオメガ3がドライアイによって壊れた目のバリアを修復したり、侵入を許してしまった外敵から攻撃も和らげてくれると考えられてるわけなんですが、実際に1日のオメガ3系摂取量が1グラム増えるごとにドライアイのリスクが30%減少するというデータもあるくらいでございます。(P)

 

まあいろんなの研究を見ると効果のあるなしがまちまちな感じでなんとも言えないんですが、そんな中2019年にコクラン共同計画が『ドライアイにオメガ3はどのくらい効くのか?』について調べた様々な研究を精査して信頼度の高い結果を導き出してくれてくれてました。(P)

 

ちなみにコクラン共同計画はいろんな文献をメタ分析をしまくって質の高い情報を提供してくれる素晴らしい組織のことです。

 

一応データの内訳を見ておくと、

 

  • 1984年から2018年の間に発表された34件の関連する無作為化対照試験(RCT)
  • サンプル数:13カ国の「ドライアイ」の成人参加者4314人
  • 個々の試験で20人から535人の範囲
  • 研究のフォローアップ期間は1カ月から12カ月
  • EPADHAを合わせた1日の投与量が135mg/日から3000mg/日までの範囲

 

という感じで、含まれた研究の質にはかなりばらつきがあったり、研究の50%(17件)が産業から資金提供を受けてたりするため、導き出される結果の質がすごく高いかと言われると微妙ではあるんですが、現状のデータとしてはかなり参考になるんじゃないかと思う次第です。

 

 

ちなみにここで調べられてるオメガ3はアマニ油のような短鎖オメガ3系多価不飽和脂肪酸というより、魚など含まれるEPADHAのような長鎖オメガ3系多価不飽和脂肪酸がメインになってるんですが、そんな結果を見ていくと、

 

 

  • 涙の分泌量(中程度の確実性)および涙の浸透圧(低い確実性)の両方に対して、プラセボと比較して有益であることが示された。
  • しかしドライアイの症状に対する明らかな効果は認められませんでした(確実性は低い)

 

※眼表面染色、シルマーテスト、TBUTといったアウトカムの結果は、データが少なすぎてメタ分析できなかった。

 

とのこと。

 

研究者いわく、

全体的に本レビューで得られた知見はドライアイ疾患の管理における長鎖オメガ3サプリメントの役割の可能性を示唆しているが、エビデンスは不確実で一貫性がない。

という結論でして、目を保護する涙の量の改善については根拠が強めなものの、目のゴロゴロ感といった症状が改善してるように感じた人が多いかと言われるなんとも言えないんだそう。個人差が大きいのは否定できないってことですね。

 

個人的にはドライアイを何とかするためにオメガ3のサプリを頼るのはまだ早いかな〜といった考えでございます。まぁオメガ3サプリメントだと酸化が怖いという話でもありますんで、とりあえず鯖とかサーモンといった魚を食っておくのが無難で良いかなといったところ。後はオレンジグラスを使ったり、医療用の目薬にでもお世話になろうかな〜という感じですね。

 

ちなみに同じ脂質で言えば、コーン油のようなオメガ6系のサプリメントなんかは体内で炎症を起こしてドライアイが悪化する可能性がありますので仕様にはご注意くださいませ。