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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

アボカドが想像以上に腸内環境が改善してくれるのかも!!って研究の話

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こんにちは、なすびです。

 

腸内環境が悪いと体調も悪くなりやすいしメンタルも不安定になりやすいぞ!」って話をよくする当ブログですが、今回は「アボカドが腸内環境をガッツリ整えてくれるんじゃない?」って話が面白かったので、まとめておこうと思います。(P)

 

これは2020年に発表された論文になりまして、BMIが25以上の太り気味から肥満のの成人163名を対象に行われたRCT研究なんですが、この研究ではまず参加者を以下の2つのグループにランダムに割り当ててます。

 

  • 1日に1回アボカドを食べるグループ(男性は175g、女性は140g)
  • アボカドは食べず普通に食事をするグループ

 

参加者には上記の生活を3ヶ月ほどを行った上で糞便に含まれる微生物の状態を比較し「アボカドで腸内環境が改善するのか?」を調べてくれてました。

 

ちなみに栄養素的にはアボカドの食事をしたグループは食べないグループと比較して、

 

  • 飽和脂肪酸からのエネルギー摂取が10%少ない
  • 中鎖脂肪酸からのエネルギー摂取が14%多い
  • 食物繊維の摂取量が12g多い

 

といった違いでデザインされたそう。飽和脂肪酸と言えばジャンクフードなどに多く含まれがちで胆汁酸の分泌を促して腸内環境を荒らすとされてますし、対して食物繊維が腸内環境を保護する働きがあるのはご存知かもしれませんが、アボカド特有の3つのポイントが腸内環境にどのくらい影響が出るのかは興味深いポイントですね〜。

 

 

 

ってことで、ざっと結果を見てみますと、

 

  • アボカドを食べたグループはそうでないグループに比べて特定の腸内細菌が多かった(Faecalibacterium、Lachnospira、およびAlistipesが26%から65%増加した)
  • 腸内のバリアとも言える短鎖脂肪酸の濃度も高かった(酢酸:18%、ステアリン酸:70%、パルミチン酸:98%がそれぞれ高かった)
  • 腸内で炎症を引き起こすとされる胆汁酸の濃度が低かった(コール酸濃度:91%低い、オキシコール酸濃度:57%低い)

 

とのこと。腸内細菌の多様性や善玉菌などが増加していたり、腸内細菌を殺してしまう要素も減っていたので、アボカドで腸内環境がかなり改善してるとも言える結果になっているのではないでしょうか。

 

ちなみに総摂取カロリーはアボカドを食べるグループの方が1日300 kcal高い傾向があったんですけど、12週間後の体重はどちらのグループもそこまで変化はありませんでした。(食べないグループ:約94.7kg、 アボカドグループ:95.5kg、研究前のベースライン:95kg )

 

1日300カロリーの差が84日間続いたらもう少し体重に差が出そうおかしくない感じがするんですが、これは腸内環境の改善による代謝の向上のおかげで体重にそこまで差が出なかったのかもしれません。実際に過去の観察研究だとアボカドを食べてる人は食べてない人に比べて肥満リスクが50%程低くなるっていう研究もあったり、セットポイント理論の観点からも腸内環境が荒れてると太りやすい!」って話もあったりするんで、アボカドはカロリーが高いから太る!とは一概に言えなさそうな感じですな〜。

 

 

うーん、アボカド食べる機会増やしてみようかな、、、。