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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【例の感染症】『特に不足させたくない栄養素とか』『喫煙で重症化リスクが1.9倍高くなるかも 』『皮下脂肪より内臓脂肪の量に注意』といった知見の話

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こんにちは、なすびです。

 

例の感染症がかなりやばそうなので、久しぶりに気になった知見をまとめておこうと思います。ただ比較的新しい知見とはいえ、自分たちができることが過去に比べてほとんど変わらないというポイントは抑えておきたいところです。

 

新型コロナにおいて特に不足させたくない栄養素とか

基本的な感染対策は「マスクを密を避ける」とか「手洗いうがい」がメジャーになってますが、正式なワクチンが普及するまでは意識しておきたいのが免疫力であります。

 

この辺は皆様すでにご存知のように「よく食べてよく寝る」を基本にするべしってことなんですが、今回は「新型コロナにおいて特に不足させたくない栄養ってなんだ?」って論文が参考になったのでまとめておこうと思います。(P)(P)(P)

 

内容としては風邪といったウイルス性感染症の予防に重要な栄養素の先行研究をまとた上で、これがそのまま新型コロナの対策にも使えるんじゃなかろうか?という感じになってるんですが、そんな栄養素はといいますと

 

 

あたりは免疫細胞の強化や免疫機能の調節してサイトカインストームを防いだりすることで、感染症の予防や重症化の阻止にもつながってくれるかもしれないとのことです。

 

でもって、その中でも特に新型コロナの重症化に関わっていると考えられてるのは、

 

 

あたりは、小規模な研究にはなるもののビタミンC点滴で集中治療室での治療期間が短くなったり、重症化した人はそうでない人に比べてビタミンDやセレンが不足していたという報告があるので特に意識しておきたいところですね。

 

もちろんサプリメントの補充もありですがサプリの効果って効果のあるなしが研究によってまちまちなので、個人的にはビタミンD以外はなるべく食事からの摂取を推奨します。

 

ちなみにビタミンCは調理工程が多いほど減りやすいのとタバコを吸ってると体内のビタミンCが足りなくなりやすいんでご注意を。

 

 

 

喫煙で重症化リスクが1.9倍高くなるかも

「喫煙でコロナの重症化リスクが高まるのではないか?」という話は過去にありましたが、その辺に関する研究をまとめたメタ分析が出ておりましたのでまとめておこうかと。

 

これは「新型コロナウイルスと喫煙」に関する19件の観察研究をまとめたもので、『喫煙の有無がコロナウイルスの症状の進行にどのような影響があるのか?』を11590人のサンプルを元に調べてくれてくれた研究になってます。(P)

 

統合された研究は全て査読論文でデータの質はぼちぼちという感じなんですが、足早に結果をみますと、

 

  • 喫煙者は非喫煙者よりもCOVID-19の重症度が1.91倍進行する可能性がある(OR 1.91、95%CI:1.42-2.59、p = 0.001)

 

とのことで、タバコを吸ってる人ほどコロナが重症化しやすいという結果になっておりました。

 

この辺は、喫煙が肺の免疫機能を下げて肺炎に繋がりやすいとか、ビタミンCのようなウイルスに対抗するための栄養素をガンガン消費しちゃうといったようにメカニズムは定かではないものの、そこまで驚くような結果ではないかもしれませんね。

 

ちなみにこの研究だと「電子タバコと普通のタバコで差はあるのか?」ってところまでは流石にわかりませんが、「一回の喫煙でもコロナウイルスを体内に取り込みやすくなるかもしれない」って話もあったりするんで、2回目の緊急事態宣言を期に禁煙を始めるのが良さそうですね。

 

 

皮下脂肪より内臓脂肪の量に注意

「肥満も重症化の原因になってるかもしれない、、、」って話でしたが、比較的最近出たメタ分析でもやっぱり肥満は重症化リスクが上がるって結論になってました。(P)

 

これは「肥満と新型コロナ」に関する33件の観察研究をまとめたもので、9カ国4万5650人のサンプルを元に肥満がコロナの重症化を促進するのか?について調べたメタ分析になってます。

 

ここでいう肥満というのは主にBMIが30以上の人なんですが、そんなBMIが30以上の人はそれ以下の人に比べて、

 

  • 入院するリスク:オッズ比 2.36(95%CI:1.37、4.07、P = 0.002)
  • 集中治療室での治療が必要になるリスク:オッズ比 2.32(95%CI:1.38、3.90、P = 0.001)
  • 人工呼吸器が必要になるリスク:オッズ比 2.63(95%CI:1.32、5.25、P  = 0.006)
  • 死亡率:オッズ比 1.49(95%CI:1.20、1.85、P<0.001)

 

という結果になっておりました。BMIの高さで肥満レベルをみると明らかに肥満の人の方が重症化リスクが高くなってますね。

 

しかしながら、BMIの指標だと「脂肪は多いんだけど筋肉が少ない」というケースはこの基準から省かれちゃうんで、この研究では「内臓脂肪の量と重症化リスク」についてもメタ分析してくれてるのが新しいポイントなんですが、どうやら

 

  • 内臓脂肪が多いほど重症化リスクが高くなる
  • しかし皮下脂肪の量は重症化リスクに有意な差がなかった

 

とのこと。まあ3つの研究からの分析なのでサンプル数が少ないのがネックではありますが、やはり肥満な状態はできるだけ避けるに越したことはなさそうですね。

 

 

コロナ対策をすればするほど、健康になってしまいそうだ。