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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

気分を良い状態に保つには最低でも12分キツめの運動をした方がいいかも!っていう研究のお話です


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こんにちは、『ラウクレ2』のチケットが取れて一安心のなすびです。

 

今回は運動のお話。

 

当ブログではよくメンタルを良い状態に保つには運動しようね!ってことを話してたりするんですが、いかんせん有酸素運動でうつ状態が軽くなったりウォーキングのような軽い身体活動でも幸福感が増すなんて研究があるわけです。まぁいつも見てくれてる方であれば、この辺の話は聞き飽きてるかもしれませんね、、、。(*¯ㅿ¯*;)

 

でもって「良い気分を維持するためにはどのくらい運動する必要があるの?」ってことについては、過去の研究で1日20分くらいのウォーキングでも効果があるとされてるんですが、新しい研究だと『もう少しキツい運動じゃないと意味無いかもしれない』みたいな話が出でたのでまとめておきます。

 

 

 

幸福感をキープするための運動時間とは?

これは2020年にスウェーデンが発表した研究になりまして、662人の男女(大半が18歳以上)を対象に『幸福度を上げるにはどのくらいの運動をする必要があるのか?』について調べたもの。(P)

 

参加者の特徴としては労働時間の71〜82%くらいを座って過ごしており、1日を30分運動してるような人は分析からは除いております。つまり全然動いてない人を中心に調べてるわけですね。

 

でもって、参加者にはウェアラブル端末のようなものを渡して、日常生活の活動レベルをできる限りモニタリング。その他に

 

  • 睡眠のレベル(時間や質)
  • 運動レベル
  • メンタルの状態(幸福感やうつ状態、燃え尽き状態)

 

のデータを合わせて収集して、身体活動とメンタルの関係を分析してくれてました。

 

まず参加者が1日をどのように過ごす傾向にあったのかを見てみると、

 

  • キツめの身体活動(MVPA):1日平均62分(24h/4%)
  • 軽い身体活動(LIPA):1日平均326分(23%)
  • 座っている時間(SED):1日平均577分(40%)
  • 睡眠時間:1日平均475分(33%)

 

と言った感じで、24時間のうち8時間くらい睡眠時間でそれ以上に座って過ごしてる時間が多いという感じですね。ちなみに『キツめの身体活動(MVPA)』はジョギングからランニングくらいの運動レベルになるんですが、オフィスワークの人であれば大半の方がこのような1日に当てはまるのではないでしょうか。

 

そして、これらのデータを分析して分かったことはと言いますと、

 

  • 『キツめの身体活動(MVPA)』は幸福感の増減といった関係性が見られた
  • しかし『キツめの身体活動(MVPA)』は不安とかストレスのようなネガティブな感情にに相関が見られなかった
  • 『キツめの身体活動(MVPA)』が1日12分を下回ると幸福度がかなり下がる

 

ってことで、幸福感をキープしたいならジョギングからランニングくらいの運動を毎日12分はやった方がいいかもしれない!っていう結果になってました。(年齢、性別といった交絡は調整済み)

 

この辺は研究者いわく

MVPAとLIPA、MVPAとSED、またはMVPAと就寝時間の間で時間が交換されたかどうかは関係ありませんでした。

とのことで、仕事の時間がキツい運動に置き換わってる(ストレスから逃れられる)ことが幸福感に関連してるわけではなく、シンプルにキツめの運動が気分の良さに繋がってるってことなんだそう。

 

1日20分のウォーキングでも幸福感が高くなる!っていう過去の研究との食い違いはよく分かりませんが、これを機に少し息が上がるジョギング程度の運動にレベルアップさせてもいいかもしれませんね。(`・ω・´)