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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【アンガーマネジメント】『怒り』や『イライラ』はそこまで悪い感情じゃないんだぜ!


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )

 

そういえば『怒り』とか『イライラ』の対象方についてあまり書いてないな〜と思ったので、今回は『アンガーマネジメント』についてのお話しです。

 

『アンガーマネジメント』は怒りのコントロール方法のようなものなんですが、そんな怒りとの向き合い方について、怒りの研究家であるライアン・マーティン先生のスピーチが非常に参考になりましたのでまとめておこうと思います。(P)

 

自分は怒りっぽいとか、周囲に怒りっぽい人がいて困っているなんて人はなかなか参考になる内容なのではないでしょうか。

 

 

 

怒りはどんな時に生まれる?

ライアン先生のスピーチでは怒りがどんな状況で起きるものなのか?、生物としてどんな役割があるものなのか?について、ジョークをまじえて分かりやすく解説をしてくれてるんですが、まずはそんな怒りの特性について見ていきます。

 

  1. 怒りはどんな時に感じる
  2. 怒りは二次感情である
  3. 怒りを感じるまでの2ステップ
  4. よくイライラするタイプの考え方
  5. ただ怒りはそこまで悪い感情ではないよ

 

1.怒りはどんな時に感じるか?

まず人はどんな時に怒りを感じたり、イライラしたりするのか?というところですが、

 

  • 不快な状況や不公平に感じる状況
  • 目標達成が妨げられる状況
  • 避けられたかもしれない状況
  • 自分が無力に感じる状況

 

人に悪口を言われたり、自分だけ扱いが酷かったり、物事が上手くいかない、些細なミスをしてしまった時なんかは確かにイライラするのは当然ですね。

 

2.怒りは二次感情である

ライアン先生の『いわく怒りは単一では起こりえない』とのことなんですが、これはどういう事なのかというと、

 

  • 最初に悲しみ、虚しさ、恐怖といった感情が湧き上がった後に怒りを感じるから

 

なんだそう。心理学おいても怒りは二次感情であるといわれますが、何かに失敗してイライラするにしても

 

  • 自分の無力さを露呈しているようで虚しい
  • 苦労して作った資料が消えて悲しい
  • 上司や監督に怒られるかもしれない恐怖

 

といった感情を経験してから、イライラや怒りを経験するみたいですね。

 

 

 

3.怒りを感じるまでの2ステップ

ライアン先生いわく、人が怒りを感じるまでには2つのステップを踏む必要があるとのこと。

 

ステップ1:物事の1次評価

人は自分に何かが起きるとそれが良いことか悪いことか、公平か不公平か 非難したり罰するべきことかを判断する

 

ステップ2:物事の2次評価

その境遇が自分に何を意味するのかを判断し 次にどの程度ひどいことか判断する。

 

これも例えば、車でどこかに向かっている途中で目の前にノロノロ運転してる車がいるとすると、

 

  • ステップ1:前の車がノロノロ走ってるなと認識(これは誰しも同じように感じる) 
  • ステップ2:こっちは時間が無いんだ、急いでないし別にいいや、車が故障でもしてるのかな?、ふざけるな面接試験に間に合わなくなるじゃないか

 

といった感じで、この場合怒りを感じるの車のノロノロ運転が原因ではなく、それをどう解釈するかによって怒りが生まれてるとのこと。つまり怒りはその人がその境遇をどう捉えるのかによるということですね。

 

4.よくイライラするタイプの考え方

ライアン先生いわくイライラしやすい、カッとなりやすいタイプには特徴的な考え方があるんだそうな。

 

  1. 破局的思考:全ての物事を最悪の方向に解釈する(面接試験に遅れたら仕事に付けなくなる。俺の人生は貧乏まっしぐらだ)
  2. 因果関係の誤解:全く関係のない物に対して怒りの矛先を向けてしまう(車の鍵をなくして、鍵はどこにいった!!とイライラするが、車の鍵が自分から隠れるはずがない)
  3. 過度な一般化:私はいつも、毎回、何をやっても不幸な目に合うと考える。(私がやるといつもこうなる、何をやってもダメだ)
  4. わがまま:他人より自分の欲求を優先させる(君が落ち込んでる理由なんて知るか!さっさと仕事に戻れ!みたいな)
  5. レッテル貼り:相手のことを『バカ』『アホ』『モンスター』みたいな侮辱する言葉で表現すること。

 

この辺は過去に『認知行動療法』の話で触れてきた部分ではあるんですが、イライラしやすい人はこういった考え方をすることが多いだそうです。

 

 

 

5.ただ怒りはそこまで悪い感情ではない

これまでの話はを振り返ると「怒りは良くないものだ!」という印象にはなりますし、誰しもが怒りをそこまでいい感情だとは認識していないと思います。

 

しかしながら、ライアン先生いわく怒ることはそこまで悪いものではないとの事でして、

人種差別、性差別、いじめ、環境破壊などは 実際に存在します。これらを状況を帰るためには怒りを原動力に動く必要がある。

〈中略〉

怒りは不当な物事の存在は知らせてくれたり、立ち向かう原動力にもなるのです。

とのこと。

 

怒りは目の前の問題を解決するための原動力的な側面もあるため、一概に悪いものとは言えないんだそうな。

 

なので、

怒りがわき起こってきたときは 抑え込もうとせずに その怒りが教えてくれていることに意識を向けて、前向きで生産的な何かに 向けてみてください

とのこと。

 

なんでイライラしてしまうんだろうと悩む事もあると思いますが、怒りは問題に立ち向かうための勇気や原動力を与えてくれる!と考えると気持ちは少し楽になりますね。

 

またイライラしてる時なんかはいい意味でも悪い意味でも行動が衝動的になるので、こういった時は『挑戦しようと思ってるけど、イマイチ踏み出す勇気が持てないこと』に手を出してみてもいいと思います。

 

「スポーツジムに通ってみたいけどなんだか入りにくいんだよな」、「上司に不満を言いたいけど言った後が怖いんだよな」みたいに一歩踏み出す勇気が欲しい時は『怒りの力』を借りてみるといいかもしれませんね。( ˙꒳˙ )