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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【レジリエンス】折れた心をなるべく早く立て直す3つのコツとは?


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )

 

今回は『レジリエンス』のお話でございます。

 

レジリエンス』というのは何かネガティブな出来事によって落ち込んだメンタルを通常にちかい状態に戻す力のことを言うんですが、一言で言うとメンタルを素早く立て直す力のようなものですね。

 

で、ついこの間『TED talks』(科学者のありがたい知見の話がたくさん乗ってる)動画サイトを見てたら、ニュージーランドで幸福やレジリエンスに関する研究をしてるルーシー・ホーン博士のお話がとても参考になりましたのでまとめておこうかと。(P)

 

ルーシー博士はレジリエンスの研究をしている研究者の中でも12歳の娘を交通事故で亡くした経験があるため、スピーチでは個人の研究成果はもちろんのこと、個人としてレジリエンス力が試された経験があるという観点を絡めてのお話してくれたので、とても勉強になりました。

 

 

 

レジリエンスを高めるために重要な3つのポイントとは?

ということで、ルーシー博士のお話からレジリエンスを高めるた上でに重要な3つのポイントについて見ていこうと思います。

 

その1:人生には最悪なことが起きることを受け入れよう

まずレジリエンス力が高い人の特徴としては人生に最悪なことが起きることを常に理解しているとのことなんですが、これは言い換えると

 

  • 良くも悪くも現実に期待していない

 

という考え方ですね。精神的なダメージというのは理想が高ければ高いほど現実に直面した時のダメージが大きいので、ある程度最悪の可能性も想定しておいた方がそこからの立ち直りも早いわけですね。

 

ルーシー博士いわく、

私達はまるで完璧な人生を送ることが保証され、インスタグラムのように眩しく幸せな写真の世界に生きているかのようです。けれどもほんとうのところまったくそうではないのが真の実態です。 

とのこと。

 

順風満帆そうに見える人達の生活にも実は辛い過去があったりするので、心に傷を負わない人生を経験してない人なんてほとんどいないと。

 

またルーシー博士の体験から言えば、家族が不幸な事故が起こるのは誰にだって起こる可能性があることなので、娘を事故で失っても「なぜ私だけこんなに不幸なことに」とは考えなかったんだそう。

 

もちろん進んで不幸を望むのとはまた別の話ですが『人生に苦はつきものだ』という受容の精神はレジリエンスを高めるために重要そうですね。

 

その2:どの思考に注意を払うべきなのか?について考える

またレジリエンスが高い人ほど、どの思考に注意を払うべきなのか?を取捨選択するのがうまいんだそう。

 

この思考の取捨選択がうまいというのはどういうことなのかというと、

 

  • 自分が変えられることに集中して、変えられないことをどうにかして受け入れる

 

ということで、ポジティブ心理学の考え方に近いんですが、例えば

 

  • どうやったって上司のイライラは自分にコントロール出来ないから、とりあえず手元の作業をコツコツと進めることを考える
  • 明日の発表会の不安がすごいが今の自分にはもう早く寝ることしか出来ない。大人しくベットに入ろう

 

という感じ。これはメンタルの強さに重要な『アクセプタンス』の要素が含まれてるんですが、悩み事なんかもある程度線引きをしたり、割り切ることが大事だってことですね。

 

でもって、ルーシー博士いわく、

レジリエンスの高い人たちはネガティブなものを減らそうとするのではなく、良いものに同調する方法を編み出している

とのことで、こういった考え方をするためには、なるべくポジティブなことに目を向けることも重要だみたい。この辺は前回紹介した『スリー・グッド・シングス』も使えそうな感じそうなスピーチでございました。

 

一方で「自分に変えられること変えられないこと」を曖昧にしてしまうことは、自分の周囲にあるもの全てを敵と見なすことに近いですし、考えてもどうにもならないことにストレスを感じ続けてしまうので、自分が何について考えるべきなのか?はレジリエンスを高めるために重要になりそうです。

 

 

 

その3:自分の考えに自問自答する

最後はレジリエンスが高い人ほど自分の考えに自問自答してるんだよ!ってことなんですが、これもどういうことかというと

 

  • 私がやっていることは自分の助けになっているだろうか?かえって自分のことを傷つけたりしてないだろうか?

 

といった感じで、自分の思考を客観的に捉えなおすのが得意なんだそう。これは心理セラピーでよく使われる『思考の有用性』という概念なんですが、例えば

 

  • ミスした自分を攻め続けることは自分の助けになっているだろうか?ミスを受け入れて、次にミスしないようにどうすればいいかについて考える方が自分を助けることになるのではないだろうか?
  • 昇進や試験に合格することは確かに自分のためになるが、睡眠時間を極端に削ることはかえって自分の首を締めているのではないだろうか?

 

といった考え方をしてみることで、ネガティブ思考のループを止める役割もあったりします。

 

でもって、この辺についてもルーシー博士いわく

自分がしていること、考えていること、行動していることが、自分を助けているのか、傷つけているのかを自問自答することで、自分を運転席に戻すことが出来るようになり、意思決定のコントロールも出来るようになる。

とのこと。

 

自分が何かネガティブなことで凹んでる時こそ、この辺に気が付きにくかったりするので『自分が何かネガティブな考え方囚われてることは、自分の助けになっているのか?』といった考え方は常に持っておくと良さそうですね。

 

まとめ

ということで、ルーシー博士のスピーチを元に『レジリエンスを高めるために重要な3つ目のポイント』ということでまとめてまいりました。

 

  1. 人生には最悪なことが起きることを受け入れよう
  2. どの思考に注意を払うべきなのか?について考える
  3. 自分の考えに自問自答する

 

これらのポイントを抑えておくと、誰でも凹んだメンタルを回復を立て直すのが上手になるみたいなので、気になる方はスピーチ動画を見てみてください。(日本語訳もあります)

 

個人的には『自分が変えられることに集中して、変えられないことをどうにかして受け入れる』というポイントが改めて重要だと思いましたね〜(*¯ㅿ¯*;)