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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【背術以外で腰痛の改善】「食事療法は効くのか?」「ビタミンDは効果あり?」「漢方はどうだろう?」【その2】

 


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こんにちは、なすびです。( *¯ ꒳¯*)

 

お待たせしました〜、前回の【その1】の続きになります。

 

ここでは【背術以外で腰痛】を改善する方法をまとめる内容になってるんですが、前回は『痛みが発生する原因』や『定番と言える入浴の効果』などを見てまいりました。

 

今回はその続きと言う事で、栄養素系を中心に腰痛への効果や影響をなどを見ていこうと思います。まあいわゆる食事とかサプリメントのことですね。

 

でもって『なんで食事といった栄養が痛みの改善に大事なのか??』というところなんですが、

 

  • 食事は体内の炎症レベルを左右するものだから(P)
  • 腸内環境の悪化が慢性痛と関係してるから(P)

 

ということで、痛みの根本原因は慢性的な炎症が関わっているが以上、食事などの影響は無視出来ないポイントなんですよ。

 

また腸内環境の悪化なんかも

 

 

ので、腸内のダメージが腰痛にも影響を与えている可能性は大いにあるんですね。

 

 

 

食事療法で腰痛が改善している

実際に2020年のRCT研究では慢性腰痛に悩む60人のボランティアを対象に「腰痛に食事療法が効くのか?」について調べてくれてるんですが、この研究ではまず参加者を以下のグループにランダムに分類。

 

  • 食事療法のみを行うグループ
  • 食事療法+理学療法(ストレッチなどを行う)グループ

 

これらのグループを比較して腰痛の改善効果を比較してるんですが、結果としてはどちらのグループも腰痛が改善してるんですよ。

 

改善レベルとしては理学療法と組み合わせたグループの方が効果が大きいものの、食事療法だけでも痛みの改善効果が得られてるんですね。(P)

 

また2019年のRCT研究でも、食事生活の改善や喫煙といったライフスタイルの変更は腰痛の改善に効果的であることもわかっているので、この辺を試してみる価値は十分にあると思います。(P)

 

もしジャンクフードばかり食べて過ごしてる場合は、腸内環境が悪化してたり、体内の炎症レベルが高い可能性があるので、この辺は『地中海食』のように、野菜や魚を中心とした伝統的に食事に変えるのはかなり良い手かと。

 

腰痛改善だけでなく、ダイエットにもなりますし、メンタルも強くなるので、メリットだらけではないでしょうか。

 

ビタミンDは腰痛に効くのか?

サプリメントの中でもかなり優秀なビタミンDですが、これが『慢性腰痛に効くのかどうか?』に調べた系統的レビューがありましたので、その辺についても。

 

ビタミンDと腰痛の関係について、ビタミンDの補給が痛みの原因となる炎症性サイトカインの誘発を抑えてくれるのではないか?という仮説に基づいてるんですけど、この研究では関連する3,534件の研究をスクリーニングし、適格な8件の臨床試験から結論を出してくれてます。(P)

 

そんな結果はどうだったのかと言いますと、

 

  • ビタミンDの補給はプラセボや薬理学的介入と比較して、有意な効果は得られなかった【P = 0.504】

 

という結論になってました。

 

まぁ最終的に選ばれた研究も質があまり高くないので、「完全に効果なし!」と言える訳でもないんですが、現状だと慢性腰痛の改善のために使うのはおすすめしない感じですかね。

 

ただ個人的にビタミンDは免疫系を調整したりといったそれ以外のメリットがとても大きいですし、サプリの中でも安全性がかなり確立されてるので、摂取自体はかなりオススメです。( ˙꒳˙ )

 

 

 

漢方は効果あるのか?

漢方も腰痛改善に薬の代わりとして使わるケースがあるんですが、この辺はコクラン共同計画が14件の研究を元にレビュー論文を出してくれてましたので、参考に見ていこうと思います。(P)

 

これは慢性腰痛をもつ2050人の成人を対象に6つの漢方薬を効果をテストした研究なんですが、そんな結果を見ていくと、

 

  • 経口摂取だと『悪魔の爪』と『白柳樹皮』はプラセボと比較して腰痛改善の効果が得られた
  • 軟膏だと『カイエン』が特に効果があった

 

とのことで、1部の漢方には腰痛改善の効果がそこそこありそうな感じです。ちなみに『悪魔の爪』はゲームのアイテムみたいな名前ですが、砂漠地帯に生える薬草の一種ですね。

 

ただ研究の懸念点として、集められた研究の質がボチボチなのと、漢方に関わる企業の出資がある研究が混ざってるので、効果が盛られちゃってる可能性が否定できないのが難しいところです、、、。

 

なのでこの辺は、腰痛を抑えるためにステロイド系の薬を使ってるが効果をあまり感じない場合の代替案として漢方を使ってみるのもありかもしれません。(もちろん専門医と相談の上で)

 

 

まとめ

ということで、今回は食事やサプリメントといった栄養素系を中心に見てまいりました。

 

どれも腰痛の源である慢性炎症を防ぐアプローチにはなりますので、このへんは対策の引き出しとして抑えておくと良いと思います。

 

個人的なオススメとしては食事の改善ですね。1番難易度が高いですが、食事の改善なのでコンビニの弁当やスーパーのお惣菜、ジャンクフードが食事の中心になってる方は食事を見直すところ始めてみてください。(タバコも控えられると更に良いです!)

 

ということで、次回【その3】では『腰痛とストレス編の関係』を中心にお届けしていきます。( *¯ ꒳¯*)