Vitality Asset

何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【背術以外で腰痛の改善】「入浴はどのくらい効果的?」「ビタミンDが効く?」「心理療法はどうだろう?」といった知見のお話【その1】


f:id:nasubi-healthcare:20200908211227j:image

 

こんにちは、なすびです。( ˶˙ᵕ˙˶ )

 

自分は過去にマッサージ系の仕事に勤めていたということで、今回は『腰痛』のお話です。

 

腰痛と言えば、現代の悩みの象徴と言っても過言ではない定番なものでして、いかんせん今の時代はオフィスワークや授業でやたら座りっぱなしの時間が長かったり、スマホやPCのせいで姿勢が悪くなりやすかったり、肉体労働で腰に負担がかかっていたりするので考えられる原因は様々。

 

まあ腰痛に悩む方は中年から高齢者にかけて増えるイメージはあるものの今では若い人の腰痛なんかも多く、自分の同い年の友人も20代前半にもかかわらず腰痛に悩まされております。「もはや一時的な腰痛を含めれば経験しない人などいないのではないかと?」思うくらい一般的なものなので、何としても改善したいものと言えましょう。

 

 

 

腰痛の原因 4つのポイント

まず腰痛になる原因や何で痛みが悪化するのか?ということについて4つのポイントから触れていきますと、

 

  1. 腰に何らかの外傷が加わって痛みを感じるパターン(スポーツでの怪我や肉体労働による負荷)
  2. 血流の流れが悪くなり、筋肉に酸素や栄養素が送りにくくなることで痛みが生じるパターン(長時間同じ体勢でいる、運動不足)
  3. 脳の誤作動によって痛みを感じやすくなっているパターン(ストレスなどが原因)
  4. 血管の圧迫によって痛みが生じるパターン(血管内の慢性炎症など)(P)

 

になりまして、おそらく「腰痛」で検索をかけると1番や2番に関わるものが多く出てくるのではないかと。

 

そしてその辺の改善策としては、マッサージやカイロプラクティック、ストレッチ、針治療、鍼治療といった背術系が出てくると思うんですが、それらに通ってもいても腰痛が一向に改善しないケースもあったりするわけです。(改善してればそれでいいんですけど、、、)

 

また腰痛を避けるための定番アドバイスとしては『姿勢良く座るのが大事!』ということもよく言われるんですけど、腰痛は姿勢が悪いことだけでは説明がつかない所もあるので根本的な解決にはならない可能性もあったり。姿勢悪くても腰痛にならない人もいたり、なんなら腰痛の人ほど痛みをカバーしようとして、姿勢が悪くなってる可能性もありますからね〜。(P)

 

なので、ここでの腰痛改善については1と2のポイントについて触れていくというよりは、3と4のポイントを中心に扱っていきます。なのでストレスよって脳が痛みに敏感になってる状態を改善したり、肥満といった全身の炎症状態が痛みを悪化させてる可能性もあるので、その辺を改善してくれそうな方法を見ていきます。

 

ちなみに「ストレスって関係あるのか?」と思うかもしれませんが、一応マッサージ系の仕事もしてたころのお客さんの話も参考にすると、「嫌な上司が部署からいなくなったら、腰痛がなくなりました笑」なんて話もあったので、ストレスの影響も否定はできないんですよ。(もちろんエビデンスについての後ほどご紹介)

 

まぁつまるところ、腰痛なんかもメンタル不調と同じように複合的な原因から引き起こされていると考えられるので、施術系で改善しなければいろんな対策をかじっておくのが吉かと思われます。

 

 

 

マッサージといった背術以外で腰痛が改善しそうなもの

今回は腰痛改善シリーズということで、関連するものをいくつかピックアップしてまとめる感じにしようと思ってますが、長くなってしまいそうなのでこの辺は何回かに分けてお届けする予定です。

 

系統的レビューやメタ分析といった科学的根拠が強そうなものを中心にまとめていけたらと思うんですが、そんなラインナップとしてはこんな感じです。

 

 

そこそこ定番なものから聞いたことないもの、試したことがないものまで色々あると思いますが、その他マッサージ、カイロプラクティック、ストレッチ、針治療や鍼治療といった、腰痛にお悩みの方がすでに経験してるものについては特に触れるつもりはありません。まぁ針とか鍼治療はプラセボ効果が大きい!という話もありますので、この辺に効果を感じなければ他のものを試してるのがいいと思います、、、。

 

 

 

入浴に腰痛改善の効果はあるのか?特にどんな入浴法がいいのか?

ということで、まずは腰痛改善の王道である入浴についてです。

 

これは2019年の論文になりまして、過去に行われた温泉セラピーの効果について調べた327件の中から的確な12 件のRCT研究を選んで統合したメタ分析になってます。「入浴といった温泉セラピーは腰痛を和らげる効果があるのか?」調べた研究の中でも規模はかなり大きいと思います。(P)

 

まあ「定番すぎて何をいまさら、、、」なんて思う方もいるかもしれませんが、最近の人は湯船に浸からない人も多いので入浴の効果を改めて見ておくのはありかと思う次第です。

 

そんなわけで、メタ分析の結果を見ていきますと、

 

  • 温泉療法は対照群と比較して痛みを減らす効果はあり!(VAS:平均差 16.07、95%CI:9.57〜22.57、P <.00001、I = 88%、n = 966) 
  • 腰椎機能の改善の効果もあり!(ODI:MD 7.12、95%CI:3.77〜10.47]、P <.00001、I = 87%、n = 468)
  • 腰椎可動性の改善に優位な効果はなかった(Schober test:2.94、95%CI:ー0.75〜6.63、P < 0.00001、I2 = 97%、n = 808)

 

とのこと。ちなみに対照群は特に何も治療しないグループだったり、鎮痛剤の処方だったりと様々なんですが、そのへんと比較しても効果はありそうな感じです。

 

腰痛が改善するメカニズムとしては温めることで血流が良くなるからなのか、精神的にリラックスするからなのか、それともミネラルが腰痛にいい影響を及ぼしているのかは分からない部分が多いみたいなんですが、温泉セラピーを行う上でのポイントを見てみると、

 

  • 時間は20〜30分以上、温度は38℃以上であることが好ましい
  • 可能であればミネラルが豊富な水がいいかも

 

という感じでした。

 

まぁミネラルが豊富な水を用意するのは温泉施設に行かないと難しいですし、ミネラルが腰痛改善に重要かどうかもわからないんで、この辺は定期的にのぼせないくらいの温度で長めの入浴を意識して貰えるといいのではないかと。

 

なので「最近お風呂に浸かってない!」という方はたまには浸かってあげると良さそうなわけなんですが、「それでも嫌だ!」という人はシャワーの冷水と温水を交互にあてて刺激してあげるやり方でもいいと思います。

 

 

 

ということで、今回は定番のみをお届けしましたが、続きはまた次回にてお届けしてまいります。( *¯ ꒳¯*)