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不安症元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

『ガーデニング』はメンタル改善に最高の趣味だ!というメタ分析のお話


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳​˙ )

 

今回は『ガーデニング』に関するメタ分析が出てたので、軽くまとめておこうと思います。

 

 

 

ガーデニング』でメンタルがガッツリ改善して、健康になれる!

これは2017年に発表された論文になりまして、過去に行われた『ガーデンニングと健康』に関する22件の観察研究を統合したメタ分析になってます。(P)

 

先にこのメタ分析に含まれたガーデニングの研究について細かく見ていくと、

 

  • 心理セラピーとして園芸を行った研究
  • 日常的にガーデニングをしている人を調査した研究
  • 短い期間、実験としてガーデニングを行なってもらった研究

 

と言った感じで、ガーデニングといっても習慣としてやってる人たちを調査したものやうつ病の治療としてガーデニングをおこなうなど、ケースとしては様々。また統合された研究が観察研究が中心なこともあり信頼度としてはぼちぼちな感じですが、参加者の数も約2600人と多いですしガーデニングに関する研究の中では中々の規模感なので、参考にはあるのではないかと思います。

 

ではそんな分析の結果はどうだったのかというと見て行きますと

 

  • ガーデニングで健康状態が改善する!!(Hedges' d =  0.42、95%CI:0.36–0.48)

 

とのことで、大きな結論としては病気や肥満状態と言ったフィジカル的な健康、そしてメンタルと言った精神的な健康に良い影響を与えるんだそうです。(中程度の効果量)ガーデニングで健康になれるのはすごいことですね〜。

 

でもって、この辺はサブグループ解析の結果を見ると、

 

  • 病気のリスクといったフィジカル面な健康効果:Hedges' d = 0.31  (95%CI:0.39–0.54)
  • 幸福感といった心理面の健康効果:Hedges' d = 0.47   (95%CI:0.39–0.54)

 

ということで、ガーデニングはフィジカル的な健康よりもメンタルヘルスへのプラスの影響が大きい見たいです。またガーデニングのプラスの影響は出版バイアスを調整した後も残ったのもナイスなポイントですね。

 

何で『ガーデニング』で健康状態が改善したのか??

ちなみに「ガーデニングが健康に良いのか?」というところなんですが、この論文では4つのポイントが述べられてまして、

 

  1. 自然との触れ合いが副交感神経を優位にさせる
  2. ガーデニングをすることで、ちょっとした肉体運動になる
  3. グループでガーデニングをすることで、人との触れ合いが社会的な繋がりを改善する
  4. ガーデニングをすることで、健康的な食事に従事しやすくなるから

 

とのことで、ガーデニングという一つの行動だけでもかなり体やメンタルに良い要素が組み合わさっている感じなんですね。ちなみにガーデニングをすることで健康的な食事をしやすくなるのは、園芸として野菜を育てると愛着からしっかりと食べたくなるんだそうです。

 

この辺は研究者曰く、

この研究ではガーデニングの活動に参加することが健康に大きなプラスの影響を与えることを示唆しています。ガーデニングうつ病や不安症状、ストレス、気分障害BMIの減少などのさまざまな健康面、そして生活の質(QOL)、地域社会との繋がり、認知機能といった身体活動レベルの増加で観察された。

とのことで、様々な研究がこれらの健康関与に関連していたためもはや最強の趣味と言って良いかもしれませんね。

 

まあこの辺はメンタルを強くするには趣味が超大事!なんて話もありますし、子供でもペットでも何かを大事に育てるのはかなり充実感があると思うので、これを機に植物を育ててみてはいかがでしょうか。( ˶˙ᵕ˙˶ )