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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【人工甘味料】サッカリンを使うとかえって太りやすくなるかもしれない!という追試が出てました


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )

 

定期的に配信してる人工甘味料シリーズですが、今回は「やっぱりサッカリンは危ないかもしれない!」なんて追試研究が出てたので、まとめておこうと思います。

 

 

 

サッカリンに関しては何故か太ってしまう

これは2019年の研究になりまして、肥満の男女123人(18〜60歳)を対象に『人工甘味料の消費が体重や1日の摂取カロリー、糖代謝などにどのような影響を与えるのか?』について調べたRCT研究になってます。(p)

 

そんな研究では使われた人工甘味料は以下の4種類になりまして、

 

 

これにプラスして通常の砂糖であるスクロースと比較し、「甘味料の中でもどれが一番悪影響が大きいのか」を調べてくれてる感じですね。ちなみに過去の研究なんかだと、アセスルファムKサッカリンがあまり良くないかもしれないのに対し、スクラロースステビアは安全そうな見解があるので、その辺を改めて見てくれるのはありがたいですね。

 

でもって研究内容としては、参加者に上記の甘味料のいずれか1つを12週間摂取する生活を送ってもらったのですが、そんな結果を見ていくと、

 

 

とのこと。

 

スクロースを摂取したグループに関しては、飲料で500カロリーを余分に摂取してるので当然といえば当然なんですけど、サッカリンに関してはカロリーがほぼゼロであるというポイントは他の人工甘味料と同じはずなのに太っているので実に不思議なところなんですね。

 

「いやそれは、サッカリンのグループは他の人工甘味料のグループに比べて普段の食事摂取量も増えてるのでは?」と思うところではあるんですが決してそんなことはなく、


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※同論文より引用

 

図を見る限りだと他のグループと摂取カロリーに目立った差はないんですよ。なんなら体重に変化のないアスパルテームのグループの方がカロリーの平均摂取量は高いくらいです、、、。

 

もちろん運動によるエネルギー消費量に関しても有意差はないので、カロリーの摂取量で考えればサッカリンよりアスパルテームのグループで体重が増えると考えるのが自然な感じではあるんですな。

 

ただサッカリングループが他の甘味料グループで特徴的だったポイントが腹が満たされないといった食欲の報告が多かった!とのことなんで、研究者いわく

甘味のみが摂食欲求を促進する場合、すべての甘味料に食欲とエネルギー摂取量の増加を示すことが予想されますが、食欲レベルの評価についてはサッカリンのグループ間でのみで増加を示しました。しかしながらエネルギーの摂取量に関してはスクローススクラロース以外は優位な差がありません。このような結果は甘さだけが体重増加の原因にはならず、可能性があるとすれば、人工甘味料によってCPIR(インスリン放出)、インクレチン放出、血糖反応、または腸内細菌叢の変化するという悪影響によるものだと考えられる。

とのことで、シンプルにカロリーの摂取量の差だけでなく、サッカリンがいろんなメカニズムを通して糖代謝系に関わるところが誤作動を起こすかもしれないんだそう。

 

この辺は過去の研究でもサッカリンが腸内で炎症を起こすかも!なんて話もあるんで、腸内細菌に関しては悪影響があってもおかしくない感じではあるんですね、、、。

 

まあ今回の研究ではその辺のメカニズムまでは詳しく調べていないんですけど、サッカリンによる体重の増加は他の人工甘味料と比べると一線を画している可能性が高いので、使用する場合は他の人工甘味料に比べてより気をつけてもらえると良さそうといったところでしょうか。(*¯ㅿ¯*;)