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不安症セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

高齢男性が感染しやすいのは免疫力以外にも原因がある!という最新研究の話


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳​˙ )

 

今流行りの感染症といえば、「高齢者の方が特に危ないよね」ということで、いかんせん過去の研究からも男性の高齢者がかかりやすくて、重症化もしやすい!なんてことがわかっております。

 

これは若い人達と比べて既に病気をもっているケースが多かったり、免疫力の弱さが関係していると考えられているのですが、この辺は既にご存知の方も多いかと思います。

 

もちろんそれらも感染リスクの高さに関係してるのですが、新しい研究では「高齢者の男性は感染症の悪影響をあまり心配してない!」っていう見解で、確かにな〜と思いました。

 

 

 

高齢者の男性は感染症予防に関係する行動が少ない

こちらはアメリカのジョージア州立大学の研究になりまして、大学を卒業している約300人の男女を対象に「若者と高齢者の心配レベルが感染症対策にどのような影響を与えているのか?」ということについて調べてくれてます。(p)

 

そんな研究の手順についてさらっと見ていきますと、

 

  • まず参加者にはオンラインアンケートを使って、新型コロナへの認識、心配レベル、それに伴う行動の変化をチェック
  • 若者(18-35歳)と高齢者(65-81)の結果を比較して、どんな違いがあるのかを見てみる

 

といった感じになっています。いわゆる観察研究ってやつですね。

 

そんなオンラインアンケートで聞かれた質問について、もう少し詳しく見ていくと、

 

  • コロナへの認識:高齢者のリスクが高いのは知っていますか?、インフルエンザに比べてどのくらいの危機感を持っているか?
  • 心配レベル:それを知った時どのような気分になりましたか?、また景気の悪化についても心配してますか?
  • 行動の変化:マスクは必ず着けるようにしたり、人と会うのは控えるなど行動に変化はありましたか?

 

といった質問に答えてもらったという感じでございます。

 

そんなデータを分析にかけて、どんなことが分かったのかといいますと

 

  • どの高齢者も自分は感染リスクが高いことは知っている
  • しかし高齢の男性に関しては心配レベルが最も低く、感染症対策をしてる人たちも少なかった

 

とのことで、これらの結果は学歴や経済力、都会に住んでるか田舎に住んでいるかといった、感染リスクに影響を与えそうな変数を調節しても残ったみたいです。

 

どうやら高齢男性は若い男性や高齢の女性と比べて、感染症をあまり心配しておらず、手を洗うような対策が少ない人が多かったんだそう。中には「全く心配いらない!」と回答してた人もいたのが、ちょっと怖いところですよね、、、。

 

でもってこの結果について、老年学と心理学の研究者であるバーバー氏によると

過度に心配しないことは悪いことではありません。そして心配しなければ不安に苛まれることもなく日常生活をもっと幸せになるでしょう。ただしCOVID-19が関連している場合、心配しなくなりすぎるとCOVID-19から身を守る行動が増えなくなることもわかった。

とのこと。

 

メンタルヘルス的な利点はもちろんのこと、慢性的なストレスは免疫力を下げてしまうので心配し過ぎないメリットはあるものの、心配しなさ過ぎても対策がおざなりになるから気をつけて!と言った感じになりそうです。

 

それに高齢者の方は若者と比べれば、SNSで情報に当たる頻度も少ないと思うので、その辺が影響してるっていうのもありそうですね。

 

まぁ今は日本でも緊急事態宣言が解除されてから謎の収まりムード出てますけど、九州なんかでは第二波が始まりだしてるんで、高齢者問わず改めて気を引き締めたいところですね。(´・ω・,`)