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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【意外】不安症な人ほど騙されてることに気がつきにくいから気をつけて!!みたいな研究

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こんにちは、なすびです。( ˙꒳​˙ )

 

まあ私、不安になりやすいということでメンタルヘルスに関するブログを書いてるわけなですけど、今回は「不安症な人ほど人に騙されることに気がつかない!!」なんて話が他人事には思えなかったので、まとめていこうと思います。いや、ホント怖いからやめてくれよ、、、。

 

不安症な人ほど、騙されてることに気がつきにくいぞ!!

これは2020年にアメリカのブラウン大学が発表した研究になりまして、350人の男女を対象としたもの。約25%の人が不安障害の症状が出ていたとのことなんですが、「そんな不安傾向が強い人とそうでない人で、騙されていることに気がつく能力に違いがあるのか?」みたいなことを調べたんだとか。(p)

 

でもって、この研究では主に参加者に2つの実験をやっているので、1つ1つ見ていきましょう。

 

実験その1 :スロットマシーンゲームをプレイしてもらう

まずは参加者にはアプリ内でスロットマシンをやってもらうのですが、ここでは3つのスロットマシンが用意されております。

 

  1. 最初は当たりまくるが、プレイを続けてるとはずれが増える設定のスロットマシン
  2. 最初ははずれまくるが、プレイを続けてると当たりが増える設定のスロットマシン
  3. 特に規則性はない設定のスロットマシン

 

これらを自由にプレイしてもらって「どのマシンを選択するのが望ましいのか?」ということを、参加者たちがしっかり学ぶのかどうかについてを調べました。プレイしてるうちに2番の当たりが増えるスロットマシンに気がつけるかどうかということですな。

 

でもって早速そんな結果はというと、

 

  • 特に不安がない人、不安症な人ともにどのスロットマシーンにお金を投資するべきかということを学習できていた!

 

ということで、この実験に関してはみんな損するスロットマシンを問題なく学んで、あたりが出まくるスロットマシンに気がつくことが出来たんだそう。まあ「不安症な人はギャンブルにハマりにくい!」ということは過去の研究でわかっている部分ではあるので、これはちょっとした前座みたいな感じですね。

 

実験その2:トラストゲーム(人とのやりとりが含まれたゲーム)をやってもらう

でもって、こっちが本番みたいな感じ。

 

2つ目の研究でも参加者にゲームのようなものをやってもらいまして、人とのやりとりがあることを除けば先のスロットマシーンの仕組みは同じ。

 

具体的な内容はというと、

 

  1. プレイヤーAにお金を渡すと最初はうちは4倍になって返ってくるが、回を追うごとにリターンが減っていきどんどんケチになっていく
  2. プレイヤーBにお金を渡すと最初はリターンが少なくケチだが、回を追うごとにリターンが増えて寛大な振る舞いが増えていく

 

といった感じ。つまりスロットマシンの研究と同じように、どのプレイヤーにお金を渡すのがベストなのかということに気がつけるのか?」ということをチェックしてみたそう。

 

ここで言えば、プレイヤーBにお金を渡しまくれば、その人が寛大になることに気がつけるかどうかっていうのということですな。

 

まぁやってることは本質的には同じですけど、人が絡むとどんな変化が出るのかを調べてくれたわけですね。

 

でもってそんな結果は意外なものでして、

 

  • 不安傾向が特にない人はスロットマシーンの時のように、プレイヤーBが寛大になっていくことにしっかり気がついた
  • 一方、不安傾向が強いひとは最初に報酬をくれたプレイヤーにずっとお金を投資し続ける傾向にあった

 

とのことで、不安傾向が強い人は先とは違い学ぶことができなかったんだそう。スロットマシンの時は、損することに気がついたのに人とのやりとりになると、気がつきにくくなるのがちょっと意外ですよね。不安症な人ほど警戒心が強いイメージがあったので逆に気がつきそうだけどな〜。

 

そんな結果についてですが、研究者いわく、

不安症な参加者は最初だけ寛大なプレーヤーにより多くのお金を支払い、けちなプレイヤーにはより少ないお金を支払いました。

〈中略〉

不安のある人はこのような社会環境の変化を検出できない可能性があり、経済的に保護するのではなく、良好な関係に投資するという意識的な決定を下している可能性があります。

とのことで、単にスロットマシンのようなものであれば当たりはずれの損に敏感だけど、人が絡むことで人間関係の悪化に敏感になっている可能性があるんだそう。不安になるポイントがちょっとずれちゃってるわけですな。

 

一方、不安傾向少ない人っていうのは「この人前より信用できないな〜」という情報を更新するのがうまいらしく、不安傾向が強い人は人を見切るのが苦手な傾向にもあるんだそうな。研究者も報われない関係に投資を続けているように見えたとコメントをしているのが、なんか辛いっすね、、、。

 

ちなみにこれは似たようなところで言えば、

 

  • ホストにお金をかけ続ける
  • 詐欺に気が付かない

 

みたいたところも、不安を感じている裏返しなのかもしれませんな〜。こりゃ、自分も気をつけないとな、、、。(*¯ㅿ¯*;)