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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

ちょっとした不調が全てコロナに思える人のための、コロナ感染の特徴ランキング!

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こんにちは、なすびです。(  ˙꒳​˙  )

 

最近は感染症の影響もあり、ちょっとした体調不良で「これもしかして、コロナ??」なんてことになる方も多いのかなと思います。

 

僕自身もふつうに生活していて、ちょっと喉が痛くなったり、軽い倦怠感に襲われたりすることもあるんですけど、いかんせんこれが花粉症の影響なのか、それとも普通の風邪なのか、はたまたコロナに感染してしまっているのかがよくわからず、不安になることも度々あるんですよね。

 

まあ感染している人の特徴に関しては、ニュースなどで何度も言われてますが、今回は「コロナに感染してる人にはこの症状が多いぞ!」なんていうランキングっぽい話がありましてのでまとめていこうかと。

 

新型コロナに関してはわかってることが少ないですけど、とりあえず目安にはなるかな〜と思う次第です。

 

 

 

新型コロナ感染の特徴ランキング

これは4月上旬に発表されたイタリアの知見になりまして、『COVID Symptom Tracker』というヘルスケアアプリに登録している1,573,103人のデータを分析した研究になります。(p)

 

まずはこのデータの特徴を箇条書きしますと、

 

  • 2020年3月24日から29日の期間データを分析

  • 男性は363人、女性は1226人、平均年齢は約40歳
  • アプリに登録している人の内、1702人はCRP検査を受けている
  • 検査を受けた人のうち579人が陽性、1123人が陰性だった

 

とのことで、「女性がかなりの割合を占めているのかな〜」という印象なので、この情報はどちらかといえば女性の方が参考になるかもしれません。

 

そしてこのアプリでは、「今日は喉が痛いです」、「熱があります」と言った感じで、現在の自分の症状をまめに記録するようなシステムになってるんですけど、そんな情報を元に「陽性にはどんな症状が多いか、陰性にはどんな症状が多いのか?」を調べてくれたわけですね。

 

ただちょっと【査読されてない論文】+【横断研究】ということなので情報の質が全体的に低めな点が難点ですが、他に参考にデータもあまりないということで、とりあえず目安にはなるだろうという感じです。

 

ではそんな分析結果を見ていきますと、以下のような感じです。

 

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※同論文を参照し作成した図

 

1番上から新型コロナに関する最も特徴的な症状で、下にいくほど特徴的では無くなっていく(従来のコロナとあまり差がない)と言った感で、まあランキングのようなものだと思ってもらえればと。

 

新型コロナの特徴的な症状はやっぱりダントツなのがご存知の『味覚と嗅覚の異常』。次が『熱』、そして『欠食』(食欲がなくなったり)、『全身の倦怠感』などが陰性患者と比べて特徴的だったんだとか。改めてみても納得のいくラインナップですな。

 

そして研究者によれば、

 

  • 上記の症状が組み合わさると、新型コロナに感染しているリスクが高くなる(CRP検査で誤った結果を出しにくい)

 

とのことでして、この結果は年齢や性別、BMIといった感染リスクに影響を与えそうな要因を調整しても結果が残ったんだそう。特徴的な上位の症状が組み合わさると、感染しているリスクが高くなる!ということで、これもそこまで意外性はないかと思います。

 

しかしながら、これはある意味「味覚などの異常ある=新型コロナに感染している」というわけでもないというところも抑えておきたいところです。

 

なにせ陰性の人でも味覚や嗅覚に異常がある人が全体の200人くらい(陰性患者の約19%)いるので、味覚などの異常は新型コロナだけの症状ではないんだそう。ほんと、紛らわしくて嫌なウイルスですね、、、。

 

ただかといって、「味覚の異常が出てないと検査しちゃいけない!」というわけでも無いんで、味覚異常以外にも上位のいくつかが当てはまるものがあれば検査を受けてみてもいいかもしれません。

 

 

『味覚や嗅覚の異常』だと比較的に軽度で済む?

このような研究論文は「他のデータと結果が一致しているのか?」というポイントもすごく重要なので、別の論文も見ていきます。

 

こちらも4月の上旬に発表されたカルフォルニア大学による論文で、カルフォルニア大学サンディエゴ校の医療機関で新型コロナの検査を受けた人達を対象者にしたもの。(p)

 

これも足早にデータのポイントを見ていきますと、

 

  • 2020年3月3日から29日までの調査
  • 対象者1480人でインフルエンザのような症状がある
  • 全体的に軽症患者が多い

 

とのことで、系統としては先のような横断研究のタイプですね。先のデータより調査期間が長いのがナイスなポイントかと思います。

 

そしてさっそく結果を見ますと

 

  • 新型コロナの陽性患者の102人の内59人(58%)が『嗅覚と味覚の異常』を報告
  • 一方で陰性患者の1378人中203人(15%)でも『嗅覚と味覚の異常』を報告

 

をしまして、さらに細かくみると

 

  • 嗅覚がなくなったと報告した陽性患者は68%いた(59人中40人)
  • 味覚がなくなったと報告した陽性患者は71%いた(59人中42人)
  • 陰性患者ではそれぞれ16% (33/203)と17% (35/203)だった

 

とのこと。やっぱり別のデータでも『味覚や嗅覚の異常』はかなり特徴的なのかなという印象もありますが、一方で陰性の人でも『嗅覚と味覚の異常』は出ているのも事実っぽいんですよね。

 

風邪のような従来のコロナウイルスでも『嗅覚や味覚の異常』が現れるので、やはり単一の症状では判断できないということなのかもしれませんな、やっかいだ、、、。

 

では最後にまとめると、

 

  • 『嗅覚や味覚の異常』は新型コロナ感染のかなり特徴的である
  • ただ一方で『嗅覚や味覚の異常』だけでは、判断できないところがある
  • 『熱』や『倦怠感』といった他の症状と組み合わさると、感染しているリスクが上がる

 

というふうに思っていただけるといいかもしれません。『味覚の異常』と『熱』があったらヤバいかも!みたいな感じですね。

 

そして普通に生活してれば熱が出るときもありますし、気圧の変化による倦怠感もあるかもしれませんが、それだけで不安になりすぎることはないのかな〜と思う次第ですね。まぁそれでも不安にはなっちゃうとは思いますけど、、。(´ω`)トホホ…

 

また朗報と言えるかはわかりませんが、カルフォルニア大学の研究によれば、

 

  • 『味覚や嗅覚の異常』を経験した人はその後の回復が早く、全体的な症状も軽い傾向があった(感染してから平均で2〜4週間で回復)

 

とのことで、まあこの辺はあまり期待しすぎず、絶望しすぎずって感じでしょうか。

 

改めて注意点ですが、全体的に研究データの質が高くはないんで、現状の目安としてお使い頂ければと思います。後は今後の研究で結果が変わっていく可能性はありますので。

 

「味覚の異常」と言えば、自分もこの間ヨーグルトと食べた時に「いつもより味を感じない、、、これやばくない?」ってなったことがあったんですけど、シンプルに加糖タイプじゃなくて、無糖のヨーグルト食べてただけでした(笑)

 

ホントコロナのせいでいろんなことが心臓に悪いわ、、、。(*¯ㅿ¯*;)