Vitality Asset

不安症セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【朗報】オタクの妄想は幸福度を高めることが研究で証明された!というお話



f:id:nasubi-healthcare:20200312220449j:image


こんにちは、なすびです。‪(  ˙꒳​˙  )

 

自宅待機が長引いていくらインドア派といえど気が滅入る今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今は家でYouTubeを見たり、本読んだり、楽器の練習したりなど、工夫して過ごしてはいるもの流石に飽きを感じ始めてまして、まあ皆さんもそろそろ『妄想』しかやる事がないみたいな人も多いでしょう!!←

 

まあちょっと無理やりではありますが、今回は「オタクの妄想が人生の満足度を上げる!!」なんていう僕にとって素晴らし研究がありましたのでまとめていこうと思います。

 

ついに妄想の力が科学に認められるときが来たか、、、、(笑)

 

 

 

オタクの妄想で幸福度がアップする!

これは2019年の論文になりまして、904人の男女を対象に『ゲームやアニメといったオタクコンテンツによる空想が人生の満足度や幸福度にどんな影響を与えるのか?』を調べたもの。全体としては観察研究のタイプで信頼度としてはあまり高くはないんですけど、オタクの空想をピンポイントで調べることはかなり稀なんで参考にはなるかと。(p)

 

でもってこの論文では2つの研究内容から議論が行われているので、まずは1つ目の研究から順に触れていきたいと思います。最初の研究は男女800人(女:400人)を対象にインターネットでアンケートに答えてもらうようなタイプの研究になってまして、まず参加者には

 

  • 普段からの空想や妄想のレベル
  • オタクコンテンツへの投資額(グッズの購入とか)
  • マインドフルネス

 

という3つについて専門のスケール(CEQなど)を用いてチェック。これらのスケールの分析して「空想で幸福度を高めるには前提として何が必要なんのか?」みたいなことを調べようとしたわけですね。なんかちょっと難しそうな感じですけど、普段からアニメグッズを買いまくる人の空想は幸福度に良い影響があるのか?」みたいな感じです。面白いですね〜。

 

ちなみに『マインドフルネス』に関しては聞き馴染みが無い方もいらっしゃるかと思いますが、ここでは「空想や妄想を適度にコントロールする力」のようなものだと思ってください。(※ホントはもっと細かい意味があります。)

 

でもって早速そんな分析結果を見ていくと、

 

  • 『マインドフルネス』または『オタクコンテンツへの投資』のどちらかのレベルが高ければ、空想によって人生の幸福度が高くなる傾向にあった
  • 一方で『マインドフルネス』と『オタクコンテンツへの投資』の両方が低い人たちは、空想によって幸福度が低くなる傾向があった

 

とのこと。

 

どうやらアニメやゲームなどにお金や時間を注ぐ人や空想を適語なレベルに抑える力がある人ほど、空想で幸福度が高まる傾向にあったんだそう。まあ確かに自分の好きなものであればお金や時間を注ぎ込みますし、それによって愛着が生まれた作品の空想は楽しいものがありますもんね〜。

 

まあ皆さんがどんな空想をしているかはさておき、空想で幸福度が下がってしまう人がいるのでそちらの特徴についても見ていきますと根本的には『マインドフルネス』に関係があったりするそう。これはどういうことかといえば、

 

  • 「こんな空想している自分、頭おかしよな〜」、「こんな空想に浸ってる場合じゃない」と自分の空想にネガティブな判断をしていると心理的な幸福度は下がりやすい
  • 一方で「かめはめ波出せたらいいな〜」、「空とか自由に飛べたらな〜」と空想を良い悪いで判断せず適度に楽しんでいる人は、空想によって心理的な幸福度は上がりやすい

 

とのことで、どうやら自分の空想にをどのように判断するか?によって差が出やすいんだそうな。

 

研究者によれば

自分の空想について判断をするタイプの人は自分の空想を「集中力の欠如」、「能力の低さ」、または「未熟さの兆候」と見なす場合があります

ということで、この辺は良い意味で真面目な人ほど空想が空回りしちゃうパターンがあるんだそう。この辺は『マインドフルネス』の力が強いとちょうどいい空想レベルに抑えたり、空想に対してネガティブな判断をしにくいので、良い空想の要は『マインドフルネス』になってきそうですね。

 

マインドフルネス』に関しては瞑想で鍛えられるんですけど、とりあえずは自分の好きな作品にお金や時間をかけて、空想を楽しんでいると思えれば、幸福度が最大されそうなというところを抑えてもらえると良さそうです。

 

 

 

2つ目の研究

でもって2つ目の研究についてもさらっと。これは日本人の男女104人(20〜50歳)を対象におこなったものでして、内容としては先の研究と同じように、インターネットでアンケート調査に回答してもらうタイプ。ただ先と違う点があり、

 

  • 半数の人にはアンケート記入の前にキャラクターのイラストを表示する
  • 半数の人には特に何もせず普通に答えてもらう

 

ということをやりまして、『ちょっとイラスト見せるだけでも空想で幸福度上がるのでは?』いうことについて調べてます。なんだかオタクが弄ばれているようにも思えますが、まあこれだけで幸せな気分になれれば人生得してるといっても過言ではないでしょう。

 

ではそんな結果を見ていきますと、

 

  • 『マインドフルネス』が高い+イラストを見せなかった人において、空想が人生の満足度の高さに関連していた
  • イラストを見ている時間が短い人は、空想でポジティブな気分になる傾向があった
  • 一方、イラストを見ている時間が長い人は、空想でネガティブな気分になる傾向があった
  • この結果は年齢や性別、ビックファイブのような性格特性を考慮しても残った

 

とのこと。

 

結果だけ見るとややこしいですけど、イラストをちょっと見せただけで空想を誘発させて人生の満足度がすごい上がる!ってわけでも無かったんだそう。なんならイラストを長く見る方が空想でネガティブになる人が多かったので、そんなに単純な話でもなかったみたい。この辺はもしかしたら空想で時間を無駄にした!とか思ってしまってるのかもしれませんね。

 

研究者いわく、

オタクコンテンツへの投資やイラストによる連想は、空想と幸福の関係を強化しました。お気に入りのコンテンツを利用したり、空想を維持しやすくすることで、空想から生まれる喜びを高めることができます。オタクコンテンツ消費者の豊富なデータベースは、お気に入りのコンテンツで空想を楽しむことをより効率的にするかもしれません。

〈中略〉

『マインドフルネス』のような経験に対する非評価的な態度は、より広い空想的なコンテンツの楽しみを高めるかもしれませんが、オタクコンテンツへの投資は好きな空想を生み出すのを助けるかもしれません。

とのこと。

 

概ねアニメや関連グッズなどにお金や時間を注ぐほど、空想から喜びが得られそうという結論は1つ目の研究と変わらない感じ。あとはその空想を適度なレベルに抑えさえたり、空想内容を自分で批判したりすることができれば、空想で幸せになれるといっても良さそうです。

 

まぁ自分もバンドリっていう作品に投資しまくってますけど、ライブの1曲目を予想するような空想だけでもテンション上がってそこそこ幸せな気分になれるんで、色々つぎ込んだ価値はあったな〜思う次第です。後は空想を変な方向に暴走させなければOKといったところでしょう。( ..˘ᵕ˘ .. )

 

そして最後に空想について研究者が釘を刺してくれているので、コメントを載せておくと

漫画のキャラクターとしての自分を想像して、キャラクターの動き、習慣、スタイルを模倣する、漫画のキャラクターをロマンチックなパートナーとして想像するかもしれませんが、これが現実の生活で起こることをあまり期待しないでください

とのこと。現実を叩きつけるような辛辣なことを言いますが、まあ好きな作品を追うにしても理想と現実のギャップがメンタルのダメージにならないくらいの空想を楽しんでいきたいもんですね〜。

 

ではでは〜( *¯ ꒳¯*)