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何かと心配になりやすい元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

音楽がメンタルに良いのは間違いないけど、特にどんな音楽がいいのか?

音楽はメンタルに良い!がどんな音楽いいのか?

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こんにちは、なすびです。

 

「音楽はメンタルに良い!」というのは何となく想像が出来るのかな〜と思います。なんにか嫌なことがあったらポジティブな曲を聴いたりとか、嫌な気持ちを共感して気持ちを沈める方も多いのではないでしょうか。

 

僕としても音楽は生活にはかかせないものになってまして、楽器を弾いたり、イヤホンで曲を聴いたりなど、1日3時間以上は音楽に触れているような感じがします。

 

ちなみに音楽がメンタルにいいのは科学的にも分かっているところでして、心理療法の世界でも音楽セラピーなんて分野もあるくらいなんです。

 

ただここでいう音楽といっても、

 

  • 受動的な音楽:プレイヤーなどで音楽を聞く
  • 能動的な音楽:数人で合唱や楽器を演奏したり、ライブに参加する

 

といった感じで種類が分かれているので、種類によってメンタルへの影響は変わってくるとのこと。

 

今回は「気分によってどんな音楽を聞けばいいのか?」、「そしてどんな音楽がどんな感情に効くのか?」みたいなところについて、まとめていければと思います。(  ˙꒳​˙  )

 

ネガティブになったら、ポジティブな曲を聞くべき?それともネガティブな曲を聞くべきか?

人によっては悲しくなったら、悲しい曲を選ぶ人も居れば、ポジティブになるような曲を選ぶ人もいるかと思います。

 

「どっちがいいのか?」みたいな話は昔から議論されてまして、

 

  • 悲しい曲を聞くと、共感しているという感覚がメンタルにいい影響を与える人もいる
  • 逆に悲しい曲を聞いてよりネガティブになってしまう人もいる

 

といった感じで、「結局は自分に合っていると思うものを選択しよう!」なんていう話にはなったり。

 

音楽で自分の感情を無理に変えようとするよりは、その時に自分が自然と選ぶ曲を聞くのがいいのかなと言う感じですな。(p)

 

 

デスメタルやパンクロックで怒りが減るかも!

ここでは「怒りには激しい曲が効くかも!」なんて話が面白かったので、まとめていこうと思います。

 

これは18〜34歳の普段からハードな曲を聞く40名(18〜34歳)を対象にした研究になりまして、「ハードな曲が怒りを減らしてくれるのか?」を調べたものの。(p)

 

まず参加者には16分インタビューをして、怒り感じた出来事を思い出してもらった上で、以下のグループに分類します。

 

  • 10分間ハードな曲を聞くグループ
  • 10分間何もしないグループ

 

ちなみにハードな曲というのは、ヘビーメタルとかパンクロックと言った感じで、「いかにも刺激の強そうな音楽」のこと。自分の好きなバンドでいったらこの辺ですかね。

1sec.

1sec.

 

でもってそんなハードな曲が心拍数や怒りといった気分にどんな影響を与えるのを調べたところ、以下のような事がわかりました。

 

  • ハードコアを聞いたグループは何もしなかったグループに比べて、心拍数は高いままだった
  • しかしハードな曲を聞いたグループの方が、怒りのレベルが低くなっていた

 

とのこと。

 

以前の研究では「ハードな音楽は怒りとか増やすのでは?」と考えられてたんですけど、今回の研究ではネガティブを減らして、ポジティブな感情を増やしてくれる働きをしてくれたんだとか。

 

研究者いわく

ハードな曲のリスナーはハードな曲によって、彼ら自身が感じている感情をより詳しく理解するのに役立っている。それは結果としてリスナーのポジティブな感情を増加させ、怒りを処理する助けになる。

とのこと。

 

どうやら自分が普段聞く音楽であれば、自分の気持ちを整理するのに役立ちそうな感じですね。おそらくこれはネガティブになったら、悲しい曲を聴いてしまうのと同じなのかなと思う次第です。

 

また怒りで心拍数が上がるのと、ハードな曲で興奮して心拍数が上がるのは身体の反応としては近いものなので、怒りは興奮に置き換えやすいのかもしれませんね。この辺は「緊張を力に変えるリアプザイルの話」が参考になるかもしれません。

 

特に音楽を演奏するのがメンタルにより良さそうだ!という研究

聞くだけでも良さそうな感じはありますが、「演奏すると更にいいかも!」なんて話があるのでまとめていきます。

 

これは2019年に行われた研究になりして、社会的不安障害を持った155名の若者(11〜18歳)を対象にしたRCT。(p)

 

この研究では参加者を以下のグループに分けまして、

 

 

音楽セラピーが社会的不安がどのように改善するのかを比較したんだとか。

 

ちなみにここで行われた音楽セラピーは、ある曲をみんなで歌ったり楽器を演奏したりするものになっています。(FlavourのGollibeとか)他の人と音楽を通じて、社会との繋がりを実感できるような内容になっているわけですね。

 

でもって、音楽セラピーグループは週に1回のセッションを12週間に渡って続けてもらったところ、

何もしないグループに比べて社会不安が大幅に減少した!(社会不安スコアが117 vs 39.50)

とのことでして、さらにこの効果は3ヶ月後まで続いたとのこと。

 

認知行動療法も混じってるので音楽セラピーだけの効果とは言えないももの、「過去にも音楽セラピーが不安に効く!」なんていうデータも合ったりするので、こりゃ音楽の力を借りるに越したことはなさそうですな。(p)

 

これはライブに参加してみんなで飛び跳ねたりするものいいですし、合唱したり、バンドで演奏したりと、みんなで共有できるような音楽は是非とも積極的にやってみてください。(`・∀・´)

 

まとめ

音楽におけるメンタルの影響について書いてきました!ざっくりまとめますと、

 

  • 音楽がメンタルにいいのは間違いない
  • しかしながら自分の気持ちを無理に音楽で切り替えようとするのは、返ってネガティブを際立たせてしまう可能性がある
  • どちらかと言えば、自分が聞きたいと思うような音楽(むしゃくしゃしたら自然にパンクロック聞いちゃう)みたいな感じで、自分の気持ちを共感してくれそうな曲を選択するのが良さそう
  • またライブに行ったり、合唱したりといった感じで、他の人と音楽を共有すれば社会とのつながりを感じられて、なお良さそう!

 

と言った感じでしょうか。

 

「失恋したから、無理に笑い飛ばすポップな歌!」ではなく、悲しくなるけど今の自分を表していて共感出来るような音楽を選択してもらえるのがいいのかなと思います。もちろんポップな方が合っていると思えば、そちらをお聞きください!

 

でもって、個人的にはライブがすごくストレス発散になるなと思っていて、とにかく走り回ったり、叫んだりするのはもちろんのこと、「同じ思いの人がこんなにいるのか!」といった共感があってすごくいいんですよね。「他の人と音楽を共有すると良い」というのはこういうことなんだろうなとしぶしぶ思いますな。( *¯ ꒳¯*)

 

ちなみに僕がむしゃくしゃしたときは、10-FEETの「goes on」とかRASの「A DECLARATION OF ×××」とかで発散してます。ライブに参加したら、飛んだり叫んだり走り回ったりするので、そのときはもう嫌なこと忘れてるというか、考える暇がないというか(笑)

 

好きなアーティストがいるけどライブに行ったことない!という方がいればこれを機会に参加してもらえるといいかもですね。

 

ああ、ライブに行きたい、、、。( ˙-˙ )