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不安症セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

乳化剤ってどのくらい警戒すればいいの?

こんにちは、なすびです。

 

今日は食品添加物についてでございます。

 

テーマ

乳化剤の悪い噂は絶えないけど、そこまで怖がらなくて大丈夫だ!

 

  • 食品添加物ってどのくらい危険なの?
  • 乳化剤って、そこまで危なくないのでは?
  • まとめ

 

 

食品添加物ってどのくらい危険なの?

 

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食品添加物っていうのはみなさんがご存知の通り、食品を長持ちさせるためだったり、食中毒を防ぐために使われるものなんですけど、おそらくいいイメージを持っている人は少ないかと。

 

そんな添加物なのですが「がんの原因になる!」とか、「アレルギーが悪化する!」なんていう意見もあれば、「食中毒を防ぐためには重要なんだ!」という意見もあるので、なんだか添加物はメリットがあるのか無いのかよくわからないわけです。ただ「添加物と食中毒ってどっちが危険なのか?」なんて問題は安易に比較できないので、「食品添加物が現状どのくらいヤバそうなのか?」が何となくわかれば、心配事も少しは減るのかなと。

 

まあ避けるに越したことはないのでしょうけど、いかんせんコンビニで買うような商品には必ず含まれているので、「これだけは避けろ!」という食品添加物がわかれば、色々お買い物とかしやすいのかなと思いますし、気にかけしすぎて疲弊することもないのかなと思いますので。

 

添加物関連で言えば植物油脂とかトランス脂肪酸の話は過去に書きましたので、今日はそれ以外のを細かく見ていくような感じです。食品添加物にも色々あるので、今日は乳化剤について詳しくかければと思いますので、何とぞよろしくです。(`・ω・´)

 

 

乳化剤って、そこまで危なくないのでは?

 

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まずは乳化剤ですね。

 

これはかなり定番な添加物の1つになりまして、飲料やアイス、化粧品といった様々なものに使われております。舌触りよくしたり、滑らかにする役割をしてくれていますね。そんな乳化剤にも原料よっていろいろ違いがあるので、定番の3品を見ていきましょう。

 

 

カルボキシメチルセルロースとポリソルベート80

さっそく聞いたことも見たいこともないカタカナかと思いますが、この2つも定番の乳化剤になります。製品のラベルには乳化剤としか書かれてないので当然かと思いますが、

 

  • カルボキシメチルセルロース:飲料やアイスに使われてる
  • ポリソルベート80:アイス、チーズ、化粧品に使われてる

 

みたいな感じです。アイス系で活躍することが多い印象ですね。

 

んでもって、そんな2つの乳化剤なのですが、ネイチャーという科学雑誌に掲載されたマウス実験よれば、

マウスの腸内に炎症が発生し、肥満を引き起こした

とのこと。(p)

 

どうやら腸内環境に悪影響を与えている+肥満になるということで、これだけ効くと何だかやばそうな感じなので、もう少し研究の中身を見ていこうかと。

 

この研究ではマウスを以下の三つのグループに分けております。

 

  • ポリソルベート80を摂取するグループ
  • カルボキシメチルセルロースを摂取するグループ
  • 水を摂取するグループ(コントロール群)

 

んでもって100日間の研究でどのくらい体重に差があったのかと言いますと、

 

  • ポリソルベート80:水を飲んだマウスと比べると、約7%を増加
  • カルボキシメチルセルロース:水を飲んだマウスと比べて、5%増加

 

とのこと。これが50kgの人で換算すれば、100日間で3kg増えることになりそう。100日後も太り続けるかはわからないものの、これが事実なら恐ろしいですな。(・・;)

 

ただこの実験にケチをつけるとしたら、そもそもマウス実験なので人間に当てはまるかはわからないですし、乳化剤のカロリーでより太っているだけかもしれないので、「そういう可能性もあるかな〜」くらいのノリでいいのかと。(p)個人的にはそこまで警戒しなくていいのかなというスタンスでおります。

 

腸内の炎症については、ポリソルベート80に関しては過去に行われた調査で「胃腸で炎症が発生した!」なんて研究があるものの、これはだいぶ大量に摂取した場合(総カロリーの5%)。(p)対して僕たちが摂取している食品は総カロリーの1%になるように作られているはずなので、普通に飲み食いするくらいなら問題ないかと。(p)まあ「腸内環境が悪化するかもな〜」と頭の片隅に置いておくらいでいいのではないでしょうか。

 

 

・大豆レシチン

これもあまり聞きなじみのない乳化剤かと思いますが、成分表示に「乳化剤(大豆由来)」みたいにかかれていたら、大豆レシチンのことですね。こちらも乳化剤ということであまりいいイメージはないのはもちろんのこと、こいつは上記の乳化剤と違って大豆由来なので、「大豆のアレルギーを引き起こすんじゃないか?」と言われていたりします。

 

ただ実際はどうなの?といったところですが、大豆アレルギーの観点で見れば、

 

  • アレルギーが出るかもしれないというデータがある(p)
  • 一方で大豆レシチンならアレルギーを起こさないというデータもある(p)

 

といった感じなので、なんとも言えないところがあります。

 

大量(総カロリの2〜5%)に摂取すれば悪影響が出るのは間違いなさそうですが、僕らが食べる食品に入っている量なら1%以内になっているはずなので、そんなに悪影響が出るほど摂取することは無いのかなと。(p,p)つまりそんなに心配しなくてもいいということですね。

 

ただ上記の研究は1998年のもので「ちょっと古い!」なんて意見があると思いますので、最近の研究を取り上げると、犬を対象とした研究が1件ほどあります。一応犬も人間と同じ哺乳なので、ある程度参考にはなるかと。

 

この研究でも体重1kgつき400mgの大豆レチシンを摂取させてますが、特に問題はなく安全という結論が出ております。(p)この研究も大豆レチシンが総カロリーの約1%になるように研究をしているっぽいので、過去の研究と同じようにそこまで警戒しなくてもいいのかなと。

 

まあ元からメンタルヘルスのために加工食品を避けている人からすれば、あんまり関係ないかなという感じですが、普段から加工食品を食べるよ!という方もそんなにビビらなくていいのではないでしょうか。

 

 

まとめ

乳化剤について書いてきましたが、さっくりまとめると

 

  • 乳化剤はそんなビビらくても大丈夫
  • ただもしかしたら腸内環境が悪化するかもしれない
  • 普通に暮らしていれば、害が出るほど取りすぎることはない

 

みたいな感じでしょうか。個人的には腸内環境の悪化はちょっと心配ですけど、確定というわけでも無いので、頭の片隅に置いておくくらいにします。

 

また普通に暮らしていれば取りすぎるなんてことはまずなさそうなので、買い物の時に死ぬほど成分表示を確認しなくてもいいのかなと。個人的には加工食品が体に悪い理由は食品添加物以外にもあるので、乳化剤を避けるのは安全策ではあるんですけど、そこまで怖がることもないのかなっという感じです。

 

あと添加物系はもう少し人を対象とした研究とかがあるといいんですけど、害がありそうなものを摂取させる実験は倫理的に出来ないので、この辺は仕方ないですね〜。まあ観察研究動物実験を気長に待つしかないので、また新しい情報が出るたびに添加物との付き合い方を変えていくということで、よろしくお願いします!